- Little Canada
Uniformity
uniform=制服、から想像できますね。みんないっしょ、という意味です。
先週から今週にかけて、高校生、大人の生徒さんと、英字新聞掲載のエッセイを取り上げました。マレーシアのキャメロン・ハイランド(おいしい紅茶の生産地であり、リゾート地でもあります)から日本に留学し、今は、東大で学んでいる女子大生が書いたもの。
彼女が日本に留学した当初、驚いたのは、クラスメイトの多くが、「みんなが行くから」進学し、何を学びたいという目的がなかったこと。
エッセイのタイトルをホワイトボードに書き出しました。
Taking the road less traveled makes all the difference
まずは、お題から内容を推測します。
「人が選ばない道を選ぶことが違いを生む」
読後、意見交換すると、高校生も、大人も、同様のディスカッションになりました。
小学生も、中高生も、私たち大人も。意見を求められたら、まず、周りを見る傾向が強い。「みんな」と同じだと安心する。
調和を重んじるのは日本の良いところ。でも、調和って、右に習えすることではなく、違う意見から学んだり、自分の考えを説明して理解してもらったりすることから生まれるんじゃないかな。多様な民族が調和しながら暮らしているマレーシアやシンガポールに行くとほっとします。
日本語よりも英語の方が、明示的に考えを伝えやすい。それは、英語が外国語だからかもしれない。
英語を学ぶことの相乗効果。自分の考えを持ち、伝える。他者に寛容になる。
