- Little Canada
To be honest
正直エピソード。
小学低学年。語彙のカード合わせ(絵と単語のペア作り)をしていて、うっかりまだ開けてはいけないカードを見てしまった子。答えを知ってしまったから、そのカードを開ければペアができちゃう。
どうするかなあ、と思っていたら、最後までそのカードをあえて避け、「ずる」をしなかった。潔い!先生が見ていようが見ていまいが、その子は同じこと(=自分にうそをつかない)をしたと思う。
「自分で考えよう。できるところだけでいいんだよ。後でみんなでやるから。お友達のを見るのではなく、自分のを見てやろうね」などと声をかけても、自分の答えが心配な時、ちらっとお友達のを見て書き直すことがある(ああ、お友達の方が間違っているのに)。
間違ってもそこから学べばよいこと、正解はひとつじゃないこともよくあること、人と同じじゃなくてもいいことに気づかせてあげたいですね。失敗からの学びを体験することが、倫理観を養う上でも必要なのではと感じます。
