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  • Little Canada

言語のセンス

夏休みを利用して、英検の練習をしている中学生とは、レギュラークラスも含め、3日連続で。


英検対策レッスンを受けた子の中から、上位級の合格者が複数出ています。でも、限られた回数の対策レッスンはきっかけ作り。後は、アドバイス通りに自分でやるかどうか。


英検は、英語の先生方の中でも、賛否両論、悩み多きトピックのようです。


受けるからには、次につながる高得点を目標にして欲しい。練習の過程で、語彙が増え、リスニングの集中力が増し、・・・と伸びた力を、その後のプレゼンの作文やディスカッションなどに生かすことを期待して、お手伝いしています。


英検は一例にすぎませんが、ある程度までは暗記力の高さで、学校のテストでも高得点が取れるでしょう。国語だって、漢字や熟語を暗記し、範囲が決まっているテストなら想定される問題への対策もできる。でも、そこから先。特に、作文となると、国語も英語も言語のセンスが問われる。


試験をクリアできさえすればいい。そんな AI みたいな子どもたちを作らないように、幼少期から、読んだ本について話したり、書いたりする時間も大切に。多読はもちろんのこと、お気に入りの1冊を何度も覚えるくらい読むのも子ども時代ならではの楽しみ。


私は、小学2年生の時、「読書のあゆみ」という感想文を綴る冊子を、とじ紐でとじられないくらい何十冊も書いて、全校生徒の前で表彰されたことがありました。多ければいいってものではありませんが、それだけ本を読むと、習っていない漢字や言い回しを自然に覚え、作文に応用できたのだと思います。母語での豊かな言語経験あっての英語です。


ひとりひとり違う本を持って音読。自分の読みに集中しながらも、お友達の声も耳に残る。競争でも比較でもなく、協調や融和かな。