
Little Canada
早期認識・早期介入
更新日:2019年10月5日
リトルカナダが取り組んでいるのは、大きく分けて二つ。レギュラークラスと読み書き応援クラス。
前者は、「英語ができる18歳」を目指すプログラム。季節ごとの英検やママといっしょクラス、大人クラスはレギュラークラスから派生したもの。
後者の読み書き応援クラスは、知的な問題がないのに、読みまたは書き、あるいはその両方に難しさがあるディスレクシア、またはその傾向があると思われる児童・生徒さんのためのクラス。その克服に寄与したいと思っているのですが、ご相談に来られるには、越えないといけないハードルがあるようです。困っていることを気づかれたくない子ども。気づいているけど、どうしたものか困っている大人。
ディスレクシアへの社会的認知が進んでいる欧米やシンガポールなどに比べ、日本では一般社会での認知が遅れていると言わざるを得ません。
みなさま、私が読み書き困難について話すのを聞いたり、書いたものを読んだりして下さるのにはとても熱心。できれば、そこから一歩踏み込んで、自分事として想像し、考えていただけたら、人知れず困っている子たちに一条の光が差すかもしれない。
当事者のご家族には、「早期」がカギだと申し上げたい。絵本を読み聞かせようとしたら、すぐ逃げる。そろそろ、ひらがなの名前くらいは読んだり書いたりできそうな年だけど、まったく興味がない。でも、小学生になるまで様子を見よう。まだ低学年だから、漢字がわからなくてもいいか。高学年でアルファベットが覚えられないみたいだけど、中学生になったらできるんじゃないかな。
介入するチャンスを逃さないように。困っているのは、お母さまではなく、お子さまです。トムクルーズのように、世間に向かって公表しようと言っているのではありません。でも、専門家にはぶっちゃけてください。
